アフターピルの秘密

できちゃった結婚を避けるオギノ式やアフターピル

できちゃった結婚、それは望まない妊娠のために結婚せざるを得ない状態になることです。
もともと結婚するつもりがあったのならまだしも、それがなかった場合のできちゃった結婚は良い結果とは言えません。
では、なぜできちゃった結婚が発生するのでしょうか。
その答えは、基本的には避妊が不完全だったからです。
例えば避妊具をつけていなかった、あるいは使い方を誤っていた、あるいは途中で破れてしまった、などです。
妊娠の仕組みが明らかになった現在においても、避妊の方法を正しく知らない人は相当数います。
例えば、「安全日・危険日」という言葉があります。
これは、「オギノ式」という学説を根拠としています。
「オギノ式」とは、産婦人科医の荻野久作が唱えた学説で、女性の排卵は予定月経前16日~12日に起こり、この5日間に子宮内で精子が生存できる3日を加えた8日を避妊するというものです。
理屈の上では正しいようなこの方式ですが、実際には女性の排卵は突発的に起こるケースもあるため、避妊法としては極めて不確実です。
現在では、この「オギノ式」はむしろ妊娠を望むカップルが、妊娠の確率を上げるために行うのが適切とされています。
したがって、俗にいう「安全日・危険日」は避妊のための正しい方法とは言えません。
確実な避妊のためには、低用量ピルの服用や避妊具の使用、またその併用が一般的です。
しかし、避妊具をしていれば安心でもありません。
避妊具の強度はJIS規格で厳格に規定されていますが、行為の途中で破れてしまうこともあります。
そのような場合の最終手段としてアフターピルがあります。
アフターピル(緊急避妊薬)は、その名の通り緊急の避妊方法で、行為後72時間以内に服用することで高確率で妊娠を回避することができます。
ただ、アフターピルは副作用が強く、女性への負担が大きいのであくまで最終手段です。
望まない妊娠にはくれぐれも気を付けましょう。